あたらしい じぶん
昨日の午後、本公演の台本のラストを書き終わった。
稽古場で、「脱稿おめでとう」と言われ何故か「脱肛」を想像、勝手に複雑な気分になる。
考えてみれば脱稿という言葉、自分で使ったことが一度もないな。
たぶんこれからも使わないかも。
脱稿→脱皮?
原稿を最後まで書くってことは。
新しい自分になるっていうこと?
私としては、原稿のほうに魂が宿ってる感じなので、
自分が抜け殻みたい。
でも自分のほうも急速に充電、復旧させなくちゃねえ。
と思ったら何故か涙が出てきた。
昨日、小さな同居人と一緒に歌のDVDを観ていたら、自分とあまり変わらない年齢の子を指さして「赤ちゃん」と言う。
その顔が優越感に満ちていたので、笑いをこらえるのにこちらは必死だった。
自分は赤ちゃんでないという意識を、はっきりと持っているようだ。
最近、こちらが訊いていないうちから、「赤ちゃんない、おねえさん」(私は赤ちゃんじゃないの。お姉さんだから)と主張してくる。
それなのにまだ乳離れできない。
「おねえさんは、ぱいぱいのまないよ」と言うと、グズって泣き出すが、
時々、少し飲んでから
「ぱいぱいはおしまい。おねえさんはのまない」と言って、離れていくこともある。
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