おとゅな
昨日、何故か分からないが、
園からの帰り道、小さな同居人に
「ママはベビーカーに乗るの?」と突然訊かれた。
「乗らないよ。ママは赤ちゃんじゃないし」
と答えると
「ママは子ども?」と返してきた。
どうも「子ども」=「ベビーカーには乗らない」らしい。
「いやママは子どもじゃなくて大人なんだよ」
「おとゅーな……」
「うん、大人なんだよ」
「お、とゅ、なっ」
通じたような通じていないような。
今日はとてもつらいことがあった。
私、ほんとにどこも気の休まる場所がないなあ。
女、三界に家なし、という言葉がある。
女性の地位の低さを表すのに使うらしい。三界っていうのは仏語で、欲界・色界・無色界のことだってさ。
別の意味で、私にはどこにも家がないんだと思う。
メールで思わず弱音を吐いてしまった。
すぐに優しい言葉が届いたが、
あんまり頼らないでね、という牽制も文面からなんとなく感じた。
そこまで寄り掛かろうと思ったわけではないけれど、
そう取られてしまうのも仕方ない。
おそらく本音は迷惑なのだろう。
弱音は吐くものではないな、という結論。
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