じてんしゃや の ものがたり
髪を切りに行った。
「ひとつき前と同じにしてください」とお願いして、そのままうとうとして目を開けたら、
ものすごく短くなっていた。
さっぱりで、びっくり。
そういえば、「サイドの毛、すいてもいいですか?」という声が聞こえた気がする。夢の中で。
まあ仕方ないか。
別にイヤというほどでもない。
自転車屋さんに行って、子ども用座席を後ろにも取り付けてもらった。
小さな同居人を前に乗せていたが、重さに耐えられなくなってきたからだ。
自転車は別の店で購入したが、タイヤの空気入れや、点検、部品の取り寄せなどはこちらでお世話になっている。
自転車屋さんの人は、純朴そうな青年風中年。
お父さんと一緒に営んでいるようだが、
私の担当は息子さんと決まっているようで、
お父さんに声を掛けても何故か、彼が呼ばれてしまう。
彼はいちいち赤面したり、照れたりする人なので、こちらが恥ずかしくなってくる。
しかも時々、立ち位置が近過ぎる。
私は立ち位置が近い人が昔からちょっと苦手だ。
とても優しくて、おそらくいい人だとは思うのだが。
後日、前の座席を取り外してカゴを取り付けてもらうことになった。
その予約をするのに苗字を名乗ったら、部品の注文表を目をやり、赤くなりながら私の下の名前を言って確認するので、戸惑った。
それだけ普段の生活で呼ばれないってことかなあ。
考えてみたら、私の苗字の医者が近くにもあるし、結構このあたりに同じ苗字の人がいるのかもしれない。
まあ、戸惑うようなことじゃないんだよね。
自転車屋さんでひとつ、お話が書けそうな気がする。
深夜、ゲームのプロット作りをした。
なんとなくやり方が分かってきた。
物語における「あいまいな情報」をどのように扱うか、便利に使うか、それが大切だと分かった。
急いで進めねばならない。
| 固定リンク
最近のコメント