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2012年10月

いん と よう

そういえば先日、前期の成績表を受け取ったのだった。

ピアノはあれだけミスったにも関わらず、驚くほどよい評価がついていた。

何箇所か素敵に表現できた部分もあったから、そこを評価してもらえたということだろうか。

ああ減点式じゃなくてよかった。

今日は子ども劇の稽古に、ピアニストのM氏が来た。

私よりだいぶ年上だが、ミュージシャンだからなのか、いつまでも若々しい。

若い女優さんを「可愛いなあ」と熱のこもった目で見つめている姿が印象に残った。

こういうポジティブな欲求なり、興味が、人を若々しく保つのかもしれないと思った。

私ときたら、小さな同居人と一緒にいる時くらいしかドキドキしない。

前期のピアノの先生は好きだけれど、

今はほとんど接点がないのと、あるとしても、何となく私自身が避けてしまっている。

なんで避けるのか、自分でも分からない。

M氏はいつも、陽の方向へ向かっているように見える。

羨ましくてならない。

とりあえず、ネガティブな自分を、肯定するところからはじめなければ。

うん。そういうのもいいじゃない?

私が陰鬱でなく、陽へ向かう人間であったならば、たぶん作品は書いていないのだ。

自分を認めよう。

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昨日はピアノのレッスン、二つともOKをもらえた。

かなり細かい指導をする先生なのにびっくりした。

これ以上良くならない、と諦められてしまったとしたら、それはそれでイヤだな。

ノクターンはほめられた。

新しい曲をドビュッシーの「夢」の譜読みを来週までに仕上げなければならなくなった。

大丈夫かなあ。

今日は一限目を受けた後、荻窪のクレモニアでリハーサル。

10月28日日曜日の朗読劇「まよいみち」のため。

こちらもしっかり練習しなければ。

昨日の夕食後は、久しぶりに積み木で遊んだ。

ロボットやロケットを作ったりしてとても楽しかった。

寝る前の読み聞かせで、もう半分以上、ひらがなは読めると気付いた。

もう少しすらすら読めるようになれば、自分で絵本が読めるようになる。

歌も私が覚えようとしている曲をすぐに覚えてしまうし、

記憶力の点では、もう私を遥かに超えている。

遊んでもらえるのも、あと数年なのだろうな。

一瞬一瞬を覚えておきたいと思う。

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月曜日は校外授業で、多摩動物公園へ。

徹夜明けだったんで、ほんとにしんどかった。

とにかく、これで締め切り地獄から抜け出せた。バンザイ。

昨日は学校→稽古場→学校と2往復もした。

これじゃ体力が持たないなあ。

学校休みたいが、本当に体調悪い時とかインフルエンザの時に休めるよう、今は我慢しておこう。

今週は先生との接点もなく、淋しい限り。

先生から譜面を受け取る以外何の用事もない。

今日は午後からピアノレッスンと情報の講義。

今度の先生はピアニストだから言うことが細かいや。

午前中練習しなくちゃ。

小さな同居人はひらがなが半分くらい読めるようになったが、

それはそれで大変だということが分かってきた。

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れつあつ な かんきょう

10月28日14:00、音楽専用空間クレモニアで催されるコンサートの後半にゲスト出演し、

新作「まよいみち」の朗読をすることになっている。

今日はその打ち合わせ。

ピアニストのMさんは、弾いている時に不思議な表情をする。

長いこと知っている人なのだけれど、

こういう顔は見たことなかった。

素敵な曲ばかりなので楽譜が欲しいけれど、なんとなく言い出しかねる。

私もこっそり弾いて楽しみたいなあ。

夕方、小さな同居人と絵の具遊びをした。

パレットの上で、色を次々と混ぜ、実験を行っているかのようである。

作った色で絵を描くよりも、混ぜることそのものに興味を抱いているようだ。

水入れにも色を入れ、さながら科学実験のよう。

少し高めの絵の具なので、ヒヤヒヤする。

もっと安い絵の具を買ってこよう。

それならいくら実験してもらっても結構です。

手すきではない時に、家人にちょっとした用事を頼まれる。

カレンダーに書いてあることをメモに書き写す作業。

ものすごく暇そうなのに、何故私に頼むのだろうと思いつつ、

メモをして「ここにおくね」とテーブルの上に置いたら、

「ここにおくねじゃねーよ、ばかやろう」などと言う。

その瞬間、長い間、私の置かれて来た劣悪な立場と環境について、思った。

これまでは黙ってきたが、

「言われた通りにしてあげて、ばかやろうはないね」と返してみると、

それに対してまた、何か暴言を吐いていた。

忙しくて少し離れた場所にいたのでよく聞こえなかった。

別の家人も聞こえていたはずだが、何も言わずに流していた。

その後、私がその家人の希望するおつかいを済ませて家に戻ると、

やはり大きな声で私のことを

「事故なんか起きるわけがない、馬鹿なんだ、そういうのはまったくなおらないね」

と言っていた。

どうも、以前、その家人の運転する車に私と小さな同居人は乗らないと告げたことに対して、腹を立てているらしい。

乗らないと決めたのには、止むを得ない事情があるが、それを本人が傷つかないように説明するのは、難しい。

説明を求められなかったので、あえて言わなかったが、

やはり話したほうがよかったのだろうか。

小さな同居人の前で暴言が重なるようなら、やはり転居を急ぎたいと思う。

私の育ったような劣悪な環境から、守ってやらなければと思う。

しかし小さな同居人はこの家が気に入っているようだ。

状況が定まるまで、しばらく静観したほうがいいかもしれない。

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わからない るーる

金曜日、学校のカウンセリングルームに入って行ったら

カウンセラーに「××さんはピアノが大変上手な生徒で、って先生がおっしゃってましたよ」と言われた。

先生に、カウンセリングを受けていることは話したことがあったのだが、

どんな文脈で私のことを喋ったのだろう。

っていうか、そんなこと他の先生に言ってないで、直接私に伝えてくれ。先生。

用事があって二回ほど話しかけたが、横向きのまま話していて私のほうをほとんど見ない。

まあ私も下向いてたからいいんだけど。

その日は眩暈がするほど嫌なことがあった。

女の子世界のルールみたいなものが、私にはやっぱり分からないのだと思う。

私に悪意をぶつけてきた女の子に対してもともと好意を持っていただけに、きつかった。

ごめんね。なんかよく分からんのよ。私には。

女の子同士で遠慮しあって、雰囲気感じ合う、みたいのが本当に苦手でついていけないの。

そういえば、思い出したこと。

去年、声楽の先生が授業の時、伴奏と指導が両立できず、困ってしまって「誰か」と助けを求めたら、

気まずい雰囲気の中、勇気を出してHさんが手をあげて、弾いてあげた。

音大を出ているから当たり前、とか初見でできる実力があるから、というより

Hさんは人が困っているのを見捨てておけなかったのだと思う。

そしてもちろんHさんは、きちんと手助けをした。

私はその勇気と実力を、素晴らしいと思い、Hさんに対して好意を抱いた。

でも、である。

Hさんが伴奏で手助けするたびに、クラスの雰囲気が凍るのだ。

何故なのだろう?と思っていた。

他の授業でも、得意ジャンルのある人が、力をふるうと、必ずクラスの雰囲気が凍る。

だんだん、伴奏を求められてもHさんは手をあげなくなった。

Hさんもクラスでうまくやっていきたいのだから、それは当然だと思う。

何故凍るのか。

人が何かすごいことをやっていると、自分がけなされたような気分になるのだろうか?

誰もあなたと比べていないのに。

私は、力のある人が、安心して能力を発揮できる場所がいい。

そういうとこだと得意なことが少ない私は、立場が危うくなるんだけれど、

でもそっちのほうがいいなあ。

みんなが同じようなことしかできなくて、飛びぬけた人がいないのはつまらない。

素敵なもの、強烈なものに出会いたい。

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ゆめ と げんじつ

ここ数日はドラマCDの執筆をダラダラやりつつの暮らし。

おとといは、近所に住むSちゃんが来てくれたので、お喋りを楽しんだ。

Sちゃんが優しく話を聞いてくれるので、いろいろ話してしまった。

変なことを告白しすぎたかもしれないが、とてもよい時間だった。

Sちゃんは相変わらず。

感情を細かい言葉で言い表すのが上手だ。普通の人なら無意識レベルにおいておき、言葉にしないようなことを、ズバッと言うので、面白くて仕方ない。

友だちがいるっていうのはいいなあと、つくづく思う。

昨日は、嬉しいことがあった。

ハンドベルの伴奏の他、手話部の伴奏を四曲やることになっているが、そのうち一曲を先生が書いてくれるらしいのだ。

すごくメジャーな曲で、既成のものがいっぱいあり、しかも先生が講義で配ったプリントの中にも伴奏譜があったのに、何故なんだろう?

以前もらったプリントを見て、少し納得したが。

演奏は簡単だけれど、あんまりセンスはよくないかもしれない。

先生がどんなアレンジにするのかとても楽しみだ。

でも受け取りに行くのが恥ずかしいなあ。いや、恥ずかしがる意味が自分でもよく分からないが。

ここのところ、ドビュッシーの「夢」を練習している。

流れを作るのはとても難しい。今の私の演奏は、「夢」じゃなくて「現実」って感じだな。

それと、もうひとつ。

ピアノを契約してきた。

中古だが、結局結構かかってしまった。

予算を10万ほどオーバー。

でもまあ、よいピアノであることは間違いないから、納得している。

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ふぇあ と あほう

フェアなことを選んで行動すると、

自分にとって都合のよくないことが多々起きる。

得することはほぼない。

それなのに、何故か分からないが、フェアな方を選んでしまう。

卑怯者になるのがイヤなんだよね。たぶん。

阿呆だなあ。

要領が悪いなあ。

少し悩みそうになるが、まああまり考え込まないようにしよう。

なんとかなるさ。

コード学習の入門書が届いた。最初のところだけ読んでみたがとても分かりやすい。

少しずつ勉強しよう。

ピアノのレッスンは、今日から新しい先生になる。

人間的に私とは合わないことが、夏休みの特別レッスンで分かっているので、気が重い。

ピアニストだからもちろん演奏はすごいのだが。

指導がちょっと変だと感じているのは私だけではないようだ。

頑張ろう。

前の先生との接点は、クラスの担任であること以外には無くなってしまった。

淋しいなあ。

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