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2014年3月

おいかけられる

子ども劇の本番も終わって、ほっとひと息。

締切りに追われたり、稽古に追われたりと追い掛けられるのには慣れているつもりだが、

何だか今回はしんどかった。

まあ、毎回同じことを言っている気もしないでもないが。

今は、空っぽな気分。

虚無感とまではいかないね。そんなに厳しくはない、空っぽ加減。

これからまた忙しくなるのかな。

保育士受験講座の講師の仕事はこれからが忙しくなる。

得意科目以外も引き受けてしまったので、結構つらい。

それと、何かアプリだかゲームだかの脚本。これはたぶん4月末くらいが締切りかなあ。

何となく気持ちが安定しない理由は、もう一つある。

最近、身近な人が大きな手術した。

この人には大きな恩義を感じている。

私が一番大変だった時期に、舞台に参加したい、手伝いたいと声をかけてくださった人だ。

私の作品を誰よりも愛し、私の傲慢なダメだしにもひるまず、

上演のための音楽を作り、演奏し続けてくれた。

今日は、お見舞いに行ってきた。

話こそできるものの、いくつものチューブにつながれて身動き一つ痛みでできないようだった。

あんなに自由な人が。囚人のようにつながれて、ぐったりと。

菓子が嫌いだと聞いていて、見舞いの品が何も思いつかなかったので、

昔書いた詩を印刷して、枕元に置いてきた。

しばらく世間話をして、暇つぶしに詩につける音楽を考えてください、と言って帰ってくるのが、精一杯だった。

泣かなくてよかった。

頑張ってリハビリするよ。

明るい言葉に、励まされた。

私も頑張ろう。

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