おいかけられる
子ども劇の本番も終わって、ほっとひと息。
締切りに追われたり、稽古に追われたりと追い掛けられるのには慣れているつもりだが、
何だか今回はしんどかった。
まあ、毎回同じことを言っている気もしないでもないが。
今は、空っぽな気分。
虚無感とまではいかないね。そんなに厳しくはない、空っぽ加減。
これからまた忙しくなるのかな。
保育士受験講座の講師の仕事はこれからが忙しくなる。
得意科目以外も引き受けてしまったので、結構つらい。
それと、何かアプリだかゲームだかの脚本。これはたぶん4月末くらいが締切りかなあ。
何となく気持ちが安定しない理由は、もう一つある。
最近、身近な人が大きな手術した。
この人には大きな恩義を感じている。
私が一番大変だった時期に、舞台に参加したい、手伝いたいと声をかけてくださった人だ。
私の作品を誰よりも愛し、私の傲慢なダメだしにもひるまず、
上演のための音楽を作り、演奏し続けてくれた。
今日は、お見舞いに行ってきた。
話こそできるものの、いくつものチューブにつながれて身動き一つ痛みでできないようだった。
あんなに自由な人が。囚人のようにつながれて、ぐったりと。
菓子が嫌いだと聞いていて、見舞いの品が何も思いつかなかったので、
昔書いた詩を印刷して、枕元に置いてきた。
しばらく世間話をして、暇つぶしに詩につける音楽を考えてください、と言って帰ってくるのが、精一杯だった。
泣かなくてよかった。
頑張ってリハビリするよ。
明るい言葉に、励まされた。
私も頑張ろう。
| 固定リンク
最近のコメント