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2015年1月

ちゅういてん

先週くらいから執筆の仕事に完全復帰している。

目の調子があまりよくないのと、頭がボウッとする……

秋に倒れる前の症状と頭のぼんやり仕方が似ている気がする。

続けて執筆しないように気をつける、とか

気晴らしをする、とか

昼食を食べる、など

注意点を書き出して貼っておいたほうがいいかもしれない。

最近、仕事仲間と会うくらいで、個人的なつながりの人とはお喋りしていないなあ。

メールは時々やりとりするけれど、忙しくて会えない。

先週、担当するリトミックの集まりが終わって、

ピアノも全然弾かなくなってしまった。

発表する場がなくても、コンスタントにピアノを弾いたほうがストレスの軽減にはいいのに。

何だかエネルギーが湧いて来ない。

いやいや仕事をし、いやいや生きている。

生活に喜びを感じることが少ない。

問題なのは、たいていの人が私に物を教えたがっていることだ。

私が毎日やっていることだったり、専門としているジャンルだったり、得意なことだったりしても、おかまいなしだ。

皆が私にありとあらゆることを教えてくれる。

そして、私も何故かそれを謹んで傾聴する傾向がある。それも問題。

それが知っていることだったり、興味のないことだったり、私の意見と異なっていることだったりしても、

聞かなければならないような気がして、傾聴してしまう。

ストレスだったらシャットアウトすればいいのに。

参考にしなければいけない気がして。

周りを見てみると、他の人は、私ほど教えられていないように思う。

私はよほど、物知らず、かつ、知識を得たがっている人、に見えているのだろう。

仕事でもいつも調べ物に追われていて、私の小さな脳は常に半分溺れている。

それとね。

皆さんよりは少ないかもしれないが、私も知っていることはいくつかありますよ。

日常生活ではあまり教えてもらいたくないし、かなりストレスなのだ。

昔、会員制のクラブで少し働いたことがあるけれど、そこにくる小金持ちの男性たちはみんなそんな感じだった。

単純に、気分がいいのだろう。

俺はこんなことを知ってる。

オレはオレは。

まあ、あそこに来る人たちは、話を聞いてもらうために高いお金を払うんだものね。

そして高い時給がもらえるから、話を聞いているフリをする訳で。

でも時々、私の知りたいことをたくさん知っている人がいて、質問責めにしてしまうこともある。

面白い人って少ない。

私も間違いなくつまらない人の一人だし。

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じぶんから むかう

ゲームの脚本、ぼちぼちやっている。

リラックスしてだらだらと書きたいが、精神的余裕がなくそれもできない。

今週良かったこととしては、小さな子育て広場からの依頼で、リトミックをしたこと。

活動も楽しかったし、終わってからも演奏を続けてみたら、子どもや保護者たちが音楽を楽しんで聴いてくれたのも良かった。

音楽や表現活動は強制されてやるものではなく、自分から楽しんで向かうものだ。

小さな同居人の通う保育園では、それが実現していてすごいなと思う。

夕方、お迎えに行った時のこと、

数人の子どもたちが小さな声で口ずさんだのに合わせて、

みんなが声を合わせて歌うという場面に何度か遭遇した。

その歌声は本当に素晴らしい。聴くたびにいつも涙ぐんでしまう。

芝居や音楽、続けていきたいなと思う。

劇場やホールじゃなくたって全然構わない。

場所はどこでもいいのだ。

表現することは素晴らしい。

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きおくりょく

昨日、今日と続けて区民センターでピアノ練習室を借り、

リトミックの稽古をした。

来週は親子劇場の運営する子育て広場で、子どもたちの相手をするのだ。

純粋なリトミック、というより音楽を使った表現遊びをできればいいなと思っている。

指ならしと思って、今ピアノでレッスンを受けている曲の練習を始めたら結局止まらなくなってしまった。

でも不思議なことに普通の曲を練習すると、

即興演奏もラクになる気がする。

明け方、日本の近代史の本を読んだ。

今度執筆するゲームの台本の準備である。

つくづく私って記憶力悪いなと思う。

戊辰戦争って何だっけ?というレベルなんだよね。はあ。

いや、別に戊辰戦争が舞台になるものを書くわけではないのだが、本を読んでいると

具体的に分からない戦争やら、事件がいろいろあって、いちいち調べていると私が求めている時期までたどり着けない……。

考えてみると

私の得意なことって、運動系でも長い距離をただ走るとか、そんな感じで球技はサッカー以外苦手だし。

頭脳プレーが苦手ってことじゃないのかな。

反射神経は男性と同じくらいある、と昔、スポーツクラブの反応検査で言われたけれど

ボールとか道具を器用に扱えないから、芝居でしか役にたってない……。

あとは絵を描くとか、デザインするとかも他のことより比較的得意だ。

考えてみると台本書くのも反射神経でほとんどやっている。

アイディア、って降ってくるのを受け止める、という運動だし。

記憶力とか思考力とか、もっと欲しかったな。

ミステリー小説を何度も楽しめるから、経済的ではあるのだが。

それってどうよ。

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すっきりした

正月から教科書の改訂(保育士国家試験対策のテキスト)の仕事をやっている。

今週いっぱいかかるだろうと思っていたが、なんと今日終わった。

良かった。

パソコンを使う仕事はやはりまだきつい。

昨年秋の病の後遺症なのか、それとも症状が続いているのか、

とにかく目が疲れる、というかかすんだり二重になったりして見えなくなってくる。

おかげで明日は図書館に行ったり、再来週にあるリトミックの仕事の準備ができそうだ。

即興演奏の練習がまったくできていないので、

母校に行って、思い切りピアノの練習をしてこよう。

先ほど「古畑仁三郎」を再放送で初めて観た。

あまり魅力が分からなかった。

犯人に絶対音感がある、というのが推理の決め手になっていたり

(おいおい、一流オーケストラの関係者だったら、絶対音感がある人なんてうなるほどいる。あと、このドラマだと「相対音感」でも成り立つような設定だし……)

棋士のヒロイン(犯人)が、まったく先を読まずに行動していたり

(5段のプロ棋士が先読みしない性格、というのは、すごく無理がある)

なんかものすごくアバウトな作りなのだ。

「相棒」に出てくる犯人のほうがよほどリアリティがあると思う。

謎を解く側の人には、リアリティが無くても構わないのだが、

犯人には多少のリアリティが備わっていないと、何だか面白くない。

まあ、私には昔からこの作者(M氏)の書く台本の魅力がよく分からないのだ。

相棒も時々、つまらない人が台本を担当してて、ガッカリすることあるけれども。

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しゅたいであれ

正月。

小さな同居人がスケート好きなので、近くのアイスリンクが主催する短期スケート教室に行ってみた。

とても楽しそうに滑っていた。

やはり基礎を習うと滑りもスムーズだ。

行ってみてよかった。

そのほかは気詰まりだった。

正月はいつもそうだ。

ひどいストレスのせいでいつも調子を崩す。

小さな同居人に対する感情が劣化する。

という悪循環が生まれる。

今年はそれを防ぐため、一人で外出をしてみることにした。

とても効果があったが、それでもやっぱり大変だった。

正月が終わったことがとても嬉しい。

小さな同居人との二人の暮らしに戻れてほっとした。

今は何となく分かるのだ。

子どもの頃、何故母がいつもあんなに苛立っていたのか。

何故素敵な絵を描いて持っていっても無反応だったのか。

周りから尊重されず自己肯定の気持ちを持っていない母親は、

子どもに対して美しい感情を抱くことがとても難しい。

身を持って分かるのだ。

それでも母は頑張って愛情を持ち続けようと努力してくれていたと思う。

感謝している。

しかしその努力を感じれば感じるほど、

私は自己否定に走っていったのだ。

自分が素敵な存在だと、生きていることは素晴らしいと感じている時、

小さな同居人に対して、心の底から透明な愛情が泉のように湧き出てくる。

もしこの国が少子化を何とかしようとするのであれば、

女の子が本当の意味で自己肯定できるように、

文化や価値観を変えていくべきだと考えている。

女の子が客体ではなく、主体であり実体となれるように。

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しんねん

あけましておめでとう。

去年は秋から大変なことが続いた。

今年は穏やかに過ぎてゆくといい。

願いを込めて、初詣に行って来た。

長蛇の列。

とても混んでいて後ろにたくさん人が並んでいたから、素早く願い事を唱えなければならなかった。

それでも健康と幸せと、祈ることができてよかった。

というか、こうして元気に初詣に行けたこと自体が幸せなのだと思う。

目は疲れやすいが、とりあえず正常に見えているし。

昨日思った。

子どもを産んだら、孤独から解放されたり、家族からもっと認められるかと思っていた。

でもそんなことはなかった。

全く違う。

別の孤独を味わうだけだ。

別の点で認められなくなるだけだ。

もちろんそのために産んだわけでは全くない。

でもとにかく、そのことに気付けてよかった。

大きな気付きだ。

とにかく親孝行はできて良かったと思っている。

それ以外には認められることのない人生だったし、これからもそうだろうが、

一つでも喜ばせることができたならそれは良かった。

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